2010年10月26日火曜日

昔のこと

日本での大学の時、同じスキー部に、親もお兄さんも越山会、親もお兄さんも、男は遊んだほうがいい(女遊びも含めてということ)と、教わっていた女の子がいました。

こういうのは、日本では、そう珍しいことではないかもしれないですね。家族が事業の関係で、有利なように、越山会に加盟していて、田中角栄氏は、すでに逮捕されていましたが、仕事はそうやって、少々の不正を含めてやっていくもの。男は女遊びをするくらいが、幅が大きくなる、と思っている。

当時の私は、そういうもんか、女性の口からそういう発言を聞くと少しショックをうけたのを思い出します。その女の子に言わせれば私は世の中のこと、人間のことを何も知らないように見えたようです。

そういう、社会通念が、日本にはありましたね。性産業(トルコ風呂-ソープランド)とかあって、やはり、男子学生でも、そういうところへ行って、初体験を済ますなどという人々も居たようです。

この通念通り生きて、幸せだろうか、人生になにやら破壊をもたらしてはいないだろうか。

聖書を読んでも、こういうのが、昔からの人間の実態かなと感じます。取税人は不正をして多く取り立てて裕福になり、ギリシャの神殿売春婦の話なども出てきますし。

今日のニュースで群馬県桐生市で小学6年生の女の子が母親が外国人なこともあってかいじめにあって、父親が学校に頼んでも改善されず、母に編んでいたマフラーで首吊り自殺とあります。なんとも、痛ましいです。校長、担任も含めて、いじめる子どもとそういう子供たちを育てた親たちの死に追いやるまでいじめる、ほっておく、冷たさはどこから来るのでしょうか。

よそ者には冷たい、いじめる、日本の国民性というのは、昔から幾多の事件を起こしてきたように思います。第二次大戦は65年以上前の過去のことですが、その日本人の性質が消えたわけではないようです。

日本の自殺率は世界で5番目だそうです。
リトアニア、ロシア、ベラルーシ、カザフスタン、日本、ガイアナ、ウクライナ
旧ソ連の近くが圧倒していますが、中に割り込んでいます。アメリカは41番目、数は日本の半分以下ですね。男性の自殺が世界的にはるかに多いようですが、この表の女性だけを見ると、なんと、日本は中国についで世界で2番目ではないですか。

むろん、世界共通の、人間の問題という面もありますし、日本に多い文化的な伝統的な社会通念による問題も、あると感じます。

アメリカでは、私らアジア系が白人から差別されていることもあると感じますし。

人間には、こういう悪しきもの、破滅へ導くものが、つきまとっていますね。

2010年10月18日月曜日

エチオピアの人と知り合いました

同じ大部屋で働いている、派遣のようなとても若い方です。アフリカ系というより顔立ちは中東の人に近く、皮膚の色が少し濃い目という感じです。東京オリンピックのマラソンで勝ったアベベという人も顔立ちが整っていたのを思い出します。この方は、なんとクリスチャンでした。
彼の教会はシアトルにあるのですが、400-500人集まるんだそうです。エチオピア語で礼拝しているそうです。彼は、昼食のときカフェで、旧約聖書どおり、豚肉を避けていました。一瞬、 Medhane とはどういう教えの宗派なのか若干きになりましたが。

日本語教会では、40人居ればシアトル近辺では大きいほうですから、まったく、うらやましいというか、人口は日本人のほうが世界的にエチオピア人よりずっと多そうですから、いかに、日本人のクリスチャンが、少なく不毛の地帯であるか、知らされます。

昨日土曜日は、二人の日本語教会の牧師さんのコンピュータの問題を修復する作業をする機会がありました。かならずしもうまくいっていませんが、改善のために試行錯誤しています。

夜は、パリオリンピックの金メダリスト炎のランナーのエリック・リッデルを中国でエリックおじさんと呼んでいた人の娘さんに会いました。娘さんといっても私の年代ですが。アメリカ人女性ですが、中国語ぺらぺらです。いつもいつも神様を伝える、証する姿勢に感心しました。

今日の日曜はライトハウス(灯台ですね)という教会に、(最近)来ています。
日系人が多いということが、ひとつの理由にもなっています。ただし、日系人といっても、私のような日本育ちの人間とはまったく別人種のような感じです。アメリカで育つと、こうも変わるのかという、ちょっと寂しさは感じますが。